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2019年6月夏至のホロスコープと土星について

執筆者の写真: AyaAya

本日は夏至


東京を中心にした、プラシーダスハウスで読むと


蟹座に太陽が入った時が夏至で


3ハウスであるコミニュケーションや具体的に使える知性


初等教育の場所に太陽はあります。






蟹座の太陽は表面的ではない部分での気持ちの繋がりや


感情的なやり取りを求めていきます。




心に感情のカップがあるならば、そこに満たされている感情を共感し想い合ったり、


誰かと想いが繋がることで、感情を弔い洗い流していくのが蟹座の目的




相手が合っての蟹座なので、人との関係の中でなければ変化が起きないのですが


人との感情を共有して、深く関わっていくので、時には依存することから、


傷つくことも、相手との境界線も学ぶ過程がありますが


やがて自立へと向かっていくのも蟹座の目的です。





発揮するのが具体的な言葉やコミニュケーション、知性の場の3ハウスなので


蟹座の目的である表面的だけではない心の深くを


言語化することや分かり合う為に話し合ったり、考えてみること


感情を思考で紐解くことなどに方向は向いています。








現在の星の配置では、蟹座に火星、水星もいて


2つの天体は4ハウスでぴったりと寄り添っているので


親しき人や身近な人とより深く関わることに向いていきそうです。





火星、水星の反対側にある10ハウスの山羊座の冥王星は


社会や政治などのつくられてきた中での体制やルールについて


集団の中で、責任や実行力をしっかり果たしてしてねと


厳しい目線でみているようでもあり


内面にぐっと向かう蟹座とは反対の外での評価や実行力を求めています。






2つの価値観があるということは


対立しながらも、自分の価値観が生まれていく過程が生まれるということ





「ルールは破るためにある」なんて蟹座は言うかもしれません。


しかも、誰かや自分の心を守る為に。



「感情だけじゃ何も守れない、


具体的な行動と、実行力が必要だ、現実に適応しよう」と


山羊座は言うでしょう。




それは、山羊座にとって守ってくれるものは


社会をつくる仕組みであり、ルールであり


資本主義においては貨幣だったりするからです。








今回の夏至は


山羊座にある土星が10ハウス入口でMCという


社会情勢をあらわすところにある配置




ホロスコープのトップにあるMC近くに天体がある時は


そのホロスコープに強く影響を与えるものとして


読みとくことが出来ます。




そもそも星座に相性の良い天体のことを支配星と言い


山羊座は、土星が支配星。


最も山羊座らしさが高まります。






さて、占星術を知っている方が土星をイメージすると、


厳しく、まるで京都の老舗のおかみのように


たしなめ、しつけていくようなイメージがある方も多いかもしれません。


もしくは、権力がある堅い実力者。


あなたの土星と比べてみるとイメージは違うでしょうが (もっとも、それらもご自分のホロスコープに反映されているので面白いです)


土星先生などと言われるくらい、「先生感」が溢れる天体でもあります。








土星の働きは、短期集中よりも、長いスパンでコツコツ型



人生の中堅どころという年齢に入ってきた私が思うのは


普段はあまり評価されない家事などはまさに土星を使っているなぁと感じます。


料理などは、上手いとか下手とか、誰かに評価されるのではなく


事実をじっくり観察しながらも、


今日は疲れているから胃に優しいものを食べようかな、旬の野菜を使おうかなど


繰り返しのなかで磨いていくことだから、たまに褒められないと無下にしがちですが


そんなことも楽しめると、どんなに日々違ったものになるかということです。





目に見える派手な形で評価されるいわば必殺技のようなものを披露することや


速い方が良い、わかりやすいことが良いなど、


皆をあっと言わせるものが良いとされたり


効率が良くて「うまい」ものが評価されたりする中で


私は、そればかりに合わせることがいかに多いか?と、 疲れてしまうという感覚になったことがあります。






なんとなく「待つ」ことや「遅い」ことが


ちょっと社会のお荷物のようなそんな風潮があるような気がしますが


そんな時こそ、評価基準を自分基準に戻して


ひとつひとつ積み上げる・・・と考えれば、なんていうか土星先生は


なんとも公平で、フラットでニュートラルに感じてきます。






世の中は利便手技、多数主義


冴えない人、なんていうのは


表面的に使えるか使えないかという、社会的からみた男性的な視点。



一見何を考えているかわからなくとも、発しなくとも


自分の中で熟成させるように考えたり思ったりすることを大切にするのを


みえていないから「ない」と扱ってしまうのはなんだか味気ないし


真実はそこだけではないことを忘れがちです。






速い変化、わかりやすい結果などは


どうしても惹かれてしまうし、そのような自分にないかな?と


若い頃ほど求めがちです。けれども、それが自分の為ならばいいけれど


誰かに評価されることを求めるから…ならば土星は、ちょっとばかり


重たく、面倒に感じる扱いにくい天体になるでしょう







土星は、


一見同じことの繰り返しのようにみえても


繰り返しのなかで、ちょっとした違いをみつけて


もう少しこうしたらよくなるかな?と積み重ね続けることは


いかに、強い力となるか、という部分を育んでくれます。





最大瞬発力や強い意志を育むのが火星や太陽ならば


土星は行動したものが現実になる基礎体力のような部分


例え、今は結果が感じられなくとも揺るぎないものを積み上げていきます。









占星術では冥王星と土星が山羊座にあるこの時代は


社会構造が大きく変化をすると示唆されます。



そして、スピリチュアルでいうと


社会は人が見ている世界が「具体化」され続けたもの


それは心の中の父親を投影します。





最初は父親をとおして「社会」をみるので


父親が社会とどう伝えたかが、標準装備です。



大人になると、自分で見た「社会」になりますが


その過程ではイニシエーション(通過儀礼)があります。






自分が力がないと思う人は「社会」に変わってほしいと


何もせず、ただ文句を言い続け何もしないか


過剰に、この世界は汚れているなどと偏るでしょうし





期待できない父親をとおして、大人に対して諦めているならば


「社会」を変わっていく事実をみないで、


諦めて背中を向けていくでしょうか



果敢に闘い続けるでしょう





社会は集合的な私たちの意識がつくりだすもの


いわば、自然に変わって行くもの




今思って、行動しているものが


心配や不安がベースならば、守ろうとする制度は強固で


窮屈なものになるでしょう



豊かな心から行動すれば


その現実に合うものが具現化し広がっていく






土星も冥王星も本来は、怖いものではなくですよね。


人が恐れや不安からみるか、


愛からみるかで変わってくるもの。




占星術は、大いなる流れの視点でみることができるもの


自然の摂理の中で、必要なものだと遥か昔の人たちが行動し、


あらわれて形になるのが土星


冥王星はもっと人を越えた、自然的、宇宙的な摂理をあらわしています。








絶対的な父親的な存在というのが壊れるというのは


ある意味、父親も一人の人間であるということを知り


それでも、心を寄せ、大人になるという


魂のイニシエーションの過程にあるのです。






その中で、踊らされず感覚を研ぎ澄まさせ


変化をキャッチしたり、柔軟に対応するのが女性性を使うこと



簡単にいうと「カラダ」の心地よさを整えていくのが


とても、これからの時代は大事だということ










「陽」の気が最も高まる時


1年の中で最も昼が長く、夜が短い1日です。



とはいえ、まだまだ雨や曇りが続いて


身体の中には湿が溜まりやすい時期でもあります。






水の性質に属する蟹座は


身体でいうと、「胸部と胃」に対応します。





体内の水分を溜めこみやすいので、


この時期は冷たいものを取りすぎたりせず


しっかりと身体に溜まったものを出していくことがケアには最適




暑くなってくると、冷たいものを飲みたくなったりして


身体を冷やしがちです。




内臓が冷えて働きが悪くなると、代謝も悪くなり


身体も重たくなっていくので



しっかり排泄することを夏の本番から秋に向けてしていきましょう。






 

【スピリチュアルカウンセラーAya】

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