火星、それは行動させるちからやその人の行動パターンをあらわします。
医療アストロロジーでは「熱量」「代謝」をあらわすのもあって
その人の動機となる
「これをしよう」「こうあろう」とする想いを発露させていくときの
表現方法のようなものを火星は担っています。
闘いの神 ”マルス” が守護神だけに
情熱的で、行動的で、集中して熱量を注いでいく、
アドレナリンが分泌された痛みも感じない興奮した交感神経優位な状態は
火星のパワーをまとっているときといえるでしょう
火星が強い人やものごと、場所は
勝負、闘い、勝ち負けの世界であるゲーム、ビジネス、スポーツ
そして、駆け引きや火傷をするような恋愛。
快楽に溺れる、支配関係でのセックスなどがあてはまるところ
扱い次第では自分を焼いてしまうほどであって
扱えないと、自分の力を出さないようにしてしまうものです。
快楽に溺れすぎるのは
生きている実感が 強い刺激でなければ感じられないほど
自己価値を焦がすように 責めている傾向があります。
火星の世界ってハードボイルドなんですよね、
男性なら渋く、女性ならセクシーに。
魅力タップリなので、妖艶で、パワフルで、筋肉隆々
もしくは戦うぞー！おー！みたいな
アメリカの分かりやすい展開のハリウッド映画のようなイメージといえば伝わるでしょうか
思春期なら、まだしも
それが長く続いているならば、ちょっと辛い生き方になるかもしれない。
まぁ、好みですけれども＾＾
私のことですが
先日 右腕の肘から手先にかけて、大きな火傷をしてしまいました。
フライパンでお湯を沸騰させて、シンクに捨てる時に
怒って乱暴に捨てたところ、自分がかぶってしまったんです。
なんていうか、自業自得なところですが、
火傷自体は大火傷。
冷やしても冷やしても、熱く焼けるような痛みが内側から出てきて
かなり大がかりだったので、冷やしながら対処法をネットで調べて
まずは様子を見て大丈夫そうだったので、氷水に冷やして
最終的にはラップを巻いて対処しました。
まだ、赤みは残っているものの、
怪我や病気のたびに、
自然療法を普段から取り入れては
子供達や自分に実験をし続けていたことが知恵になりました。
なにより、慌てなくて済みますからね。
この火傷だと、自然治癒の範囲内だとラベンダーを薄めたものを塗布しては、
ラップを巻く湿潤療法で大丈夫だなぁと経過観察しています。
事が起きた時（笑）
不注意の火傷というよりも、その時 私は子供たちにちょっと怒っていまして
その怒りをぶつけたお湯が私に返ってたんですよ。
そして、怪我をしたのは右腕です
右腕は男性性であって、文字通り「私を動かす」のにかなり重要な身体の部位
（男性にとっては左手が男性性・利き手が左手の人は反対になるといわれています）
なんていうか、潜在意識から
”最近、あなたのエネルギーを自分の為に使ってない”不満があるわよ、という
メッセージを「怒り」として出して、
火傷をして右腕が使えない状況で
”自分のことは自分でやりなさい、今できないもの”という
現実をもってきているあたり
私より潜在的な私は巧妙だわ！と
感心してしまいましたよ。
こういうメッセージが来たら、
そこから あ、じゃぁ こういう風に流れをくみなおしてみようと
また選択するといいのです。
事故や慌てた時の怪我などが起きる時
行動しなきゃと慌てていたり、集中しすぎて周りが見えなくなっているなど、
火星の使い方が荒く使っていたりします。
反対になんらかの傷で自分の力や行動を信じられなくなって、
人に委ね傍観者になり過ぎていたり、責めたりしている時は
潜在的には同じく自分を責めているけれども、
それに気づきたくないので人に強く当たることで、
火星を暴発させている人にアタックされたり、
自分の細胞に火星の力を向けすぎて身体に使いすぎることによって
病気として発露することになります。
同胞の法則、火星の出し方同志でお互いの過多と過小を惹きあって
関係性を築いているのですね
度々トラブルを起こしている
攻撃的、好戦的、ワーカホリック、なども火星依存気味
ドーパミンが出ることで
刺激が強くなければ 生きている心地が味わえないのは火星の力を、いったん見直すと
最初は物足りなさを感じてしまって無気力になるなら、要チェックです。
日本人は働き過ぎといわれるけれど、
確かに本来そこまでしなくていいのにやっているのならば、ちょっと自分基準を見直す。
ちょっとだけ偏ってるな？と気づいたら、
対になる金星的な、満たす喜びや 月の安心感の中の喜び、セロトニン的なものを増やす瞑想や、穏やかさを取り戻す身体にシフトすることでバランスが取れてきます。
日本は忙しいことや、できることが美徳とされてきた故に
人に対して何もできていないことは 価値がないように感じますが、
これは20代以下の世代で
”私の内側を満たす生き方を選ぶ”に変化してきている流れもあるので、
私くらいの世代とではマリア―ジュして バランスをとっていく流れにあるのでしょうね
もちろん、自分のホロスコープの火星のエネルギーが
どのサインかによっても 表現方法は変わってきます
おひつじ座、蠍座などは火星を発揮しやすいので、
チカラも強いけれども暴発もしやすいです。
その力を前に出すことで、人の為になっていくでしょう
蟹座、天秤座、山羊座の活動宮のエッセンスが強い方も、
自発的で有言実行するのに”やる”を選んで活発に使っていきますね。
私は太陽星座が牡羊座なので火星のエネルギーは強い方ですが
発揮するのは9ハウスで限りなく10ハウスに近い分野
やはり、教育や啓蒙、哲学で発露するようですし
火星自体のエネルギーは魚座であるので、出し方はヒーリング、癒しであって
あまり、バッと分かりやすい形にだすよりは煙に巻いて、
霧のように包み込むように
人にエネルギーを与えていくようです（怖い）
確かに行動する時は一つのベクトルよりは、エネルギー的に合うものを全体的に放散させて結果、まとまっていくという行動を私はよくしています（！）
さて、今日は火星のお話。
火星本来をうまくつかえば
「可能性」への突破力や
「勇気」をもって
人々に「希望」を与え
「未来を見通す光」を与えることができます。
なんていうか、さすがマルス、HEROの星ですね。
さて、あなたの火星は使えてますか？
＞＞こちらでは火星的な映画も紹介しています。
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